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2007年1月15日 (月)

私を抱いてそしてキスして

Nec_0662 ☆ 家田 荘子 著 文芸春秋 ☆
夫の転勤でアメリカで生活した著者自身が、エイズボランティアとして患者と過ごした1年間のドキュメンタリー。日本ではエイズで日本女性が死亡し大パニックになっていた頃、まだまだエイズについて知識が少なく、食事を分け合っただけでも感染する等と恐れられていた時代。アメリカでエイズボランティアセミナーに参加、卒業証書を手にし、輸血から感染したエイズ患者ジーナと過ごした壮絶な1年間の記録。エイズ患者が最も望むことは「普通に接して!」と言う事!もう一人の患者でゲイのジミーの言葉が印象的・でした。「人を愛することは、その人に起こっていることも全て含めて受け入れること・・・・・」 平成3年、第22回大谷壮一ノンフィクション賞受賞作品

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書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

まえから、関心を持っていましたが、まだ読んでいません。 作者がエイズボランティアとして、具体的にどのようにして過ごしたか、知りたいです。私自身、障害を持ったかたのボランティア活動をする中で、支援する側とされる側という二元的な関係ではなく、彼らの痛みを共感できる並列の関係作りを目指したいと思っています。 にもかかわらず、長くボランティアを続けていると、自分が障害を持った人よりうえに立ったと勘違いすることもしばしばです。 そんな、自分を問うてみるためにも、ぜひ読んでみたいです。

なずな様

なんと志の高いことでしょう!尊敬します。

死を前にし心身共に病んでいる患者の家に行き、

エイズボランティアとして体験した作者は、

友人としての付き合いをしたと思います。

エイズに対しては、非常に厳しい状況でのボランティアですが、

きっと役に立つと思います。

是非、読んで見て下さい。お勧めします。

少し観念的で力んでしまったでしょうか・・・実際には、ボランティアをして、自分が癒されたり、温もりを頂くことのほうが多いようにも思います。 ただ、今の状況(心情)から、一歩進みたいとも感じています。

なずな様 こんにちは~

ボランティア活動のスランプ・・・?かもね。

この本を読んでみる事は、一つの刺激、明日のやる気、につながるかもしれませんね。

家田荘子さんて「極妻」に代表されるように色々な潜入取材される方ですよね。このボランティアセミナーは潜入取材という事では無いと思いますが。

子供の頃、障害者施設に行ってたけど「痛みを知る」とか「同じ目線で」なんて考えもせず、一緒に遊んだり、一緒に本を読んで笑い転げたり、悩みを相談したりしてた。大人になると、そんな自然な振る舞いが出来なくなってしまう。「私は同じ目線でいるだろうか」「優しく出来ているだろうか」なんて考えてしまうからかしら…

エイミー様 こんばんは~

そうそう、「極妻」の作者、潜入取材で有名ですよね^^

この本でも、セミナーに参加し卒業してのボランティアですが、

エイズ患者の家は最悪な環境で、潜入取材に近いものでした。

子供の気持ちで何も迷わず入っていけると良いのでしょうね。

つい過剰な親切をしようとしたり、迷いが出たり・・・

自然に、エイミーちゃんの仰る「同じ目線」で接するようにしたいですね。

確かに私は、計らいすぎるのかもしれませんね、仲間がおおらかに、伸び伸びやっている姿をみて、羨ましく思うことありますからね・・・。 ★ヨピ様、この本を貸して下さってありがとうございました。 私はこの作者の作品は、初めて読みました。ルポルタージュを書くという目的はあったかもしれませんが、医療関係者や、専門家のようにエイズ感染者を患者・相談者としてみるのではなく、「現場」に立って、生活を共にしたものが書ける内容は、エイズに罹った人の心の動きなどを真摯に受け止めていて、充分読み応えはありました。

なずな様 こんばんは~

中々、エイズ患者宅に入り込んでのボランティアは出来ないですよね、

しかも、エイズがまだまだ恐れられていた時代ですものね。

なずな様も、相手が障害者だったり病気だったりと

大変でしょうけど、無理せずに継続してください。

その内に「なずなスタイル」のボランティアの有り方が

見えてくると思います、ファイト~^^V

(部外者が偉そうなこと言ったみたい、頭の中だけじゃダメだよね^^;)

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