約束の冬(上・下)
暑い毎日が続いていますね。クーラーなしでは、熱中症になりそうな連日の35度!すれ違う人との挨拶は「こんにちは^^」ではなく「暑いですね~^^;」。そんな中、私の読書は熱い<お風呂タイム>はギブアップ、<就寝前>だけに・・・最近読んだ4冊です。
【約束の冬(上・下)】
☆ 宮本 輝 著 文芸春秋 ☆
「空を飛ぶ蜘蛛を見たことがありますか?・・・」 留美子は8歳年下の小学生から「10年後の12月5日に岡山県総社市のとある場所で待ってます…」とのラブレターを受け取ります。この空飛ぶ蜘蛛と、懐中時計を軸に物語は進んで行きます。登場人物が夫々の人生を真っ直ぐに生きていて、読み終わって清々しい物語でした。岡山県総社市は現在、母が住んでる土地。地名で興味を持って読みはじめたものですが面白くて一気に読み終えました。
【青が散る】
☆ 宮本 輝 著 文芸春秋 ☆
新設大学のテニス部員の主人公と仲間達の青春真っ盛りの物語です。〔約束の冬〕が面白くて、作者つながりで読みました。この本を読んで、今現在も好きだけど…あの日に戻りたいと思いました。<泥の川><優駿>から久しぶりに読んだ宮本輝作品達です。
【シュガータイム】
☆ 小川 洋子 著 中公文庫 ☆
過食の女子大生が主人公。背の伸びない病気の弟、頼りになる親友、変な事から別れる事になった恋人が登場人物。弟との時間がとてもやさしい青春作品でした。(仕舞いこんでいたバッグから出てきた文庫本、何年か前に出先で拾った紅葉も一緒に出てきて・・・^^)
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