志賀泉さんからメッセージ!
10月29日の記事で、<TSUNAMI-つなみ>について書きました。先日、この本をご紹介して下さったブログ〈小諸 里山の愉しみ〉の茶房・読書の森に作者の志賀泉さんが訪問されました。すろうりぃさんのご紹介で、恐れ多くも私の拙い記事も読んで下さったそうです。そして、皆さんからのコメントもジックリと読みながら読書の森のパソコンを通してメッセージを下さいましたので、ご紹介させて頂きます。
『 つなみ の作者、志賀泉です。書評ありがとうございました。私が初めて沖縄を旅したのは4年前のこと。私の人生が五里霧中状態に突入した時、活路を求めて沖縄に飛んだ、そんな旅でした。 その旅で、いわゆる普天間代替基地問題のことに触れ、それから何回か、新基地建設予定地にされた名護市の辺野古地区を訪れ、反対派住民に交じって座り込みをしたり、ジュゴンの見える丘で観測会に参加したりしました。 私自身は、政治的な人間では全然ないのですけど、沖縄の海を見ていると、どうしても、なんとしても、この海を失いたくないという思いがこみ上げてくるのです。 つなみ には、基地問題にも環境問題にも触れていないのですが、それらの活動を通じて知り合った人々、体験したことがベースになっています。 人生崖っぷちだった私に 生き直し をさせてくれた沖縄の自然と神さまへの恩返し。そんな思いで書いた小説です。 こんなふうに書いてると重い小説っぽいですが、十分にエンタメしてますので、どうかよろしく。 』 すろうりぃさんは、お会いになる前「役得で志賀泉さんとお話できる・・・」と喜んでおられましたが、私はすろうりぃさんの役得のお陰で、志賀泉さんから直接メッセージを頂けて感激です。志賀泉さんの<沖縄の自然と神様への恩返し>の心を感じながら、もう一度<つなみ>を読み返してみようと思っています。まだお読みになっていない方、是非お勧めの一冊です。
「志賀 泉様へ・・・<つなみ>が生まれる経緯のメッセージを頂き大感激です。皆さんにもご紹介させて頂きたく記事にさせて頂きました、有難うございました。次の作品も楽しみにしています。」
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