荻野吟子
5月20日、大荒れの雨風で朝の通勤時間帯は、列車の運行に遅れ出て大変だったそうです。そんな中10時過ぎから埼玉県熊谷市俵瀬(旧妻沼町俵瀬)へ仕事で出かけました。少し降っていた雨も上がり、利根川方面へ向かって走っていると、先ほどまでの強風と雨のお陰で、空気が洗われて遠くの山までハッキリと見えてきました。真っ青な空に飛んでいく白い雲もきれいでした。
目的地の俵瀬に入ると<荻野吟子 生誕の地>の標識。子供が小さいころ、埼玉郷土カルタに「おぎの吟子 日本の女医第一号」と言うのが有ったのを 思い出しました。目的の仕事も終了し「荻野吟子さんの生誕地は近いのですか?」と尋ねたら「3~4分ほどで行けますよ。」と場所を教えて下さいました。次の仕事先まで30分程の余裕があったので寄ることに。まだ出来たばかりの綺麗な<熊谷市立荻野吟子記念館>。駐車場には車の掃除をしている男性が一人だけ。裏の庭の方に行こうとすると、「中へどうぞ^^」と先に立って入り電気をつけてくれて・・・ 記念館の係りの人でした。館内には誕生から最期までの年表や、知人に宛てた素晴らしい字の手紙、当時荻野吟子が着ていたドレス、関連の本などが展示されていました。1851年この地で生まれ17歳で嫁ぎ夫から性病に罹患。その屈辱的な痛みと治療から女医になる事を決意、 偏見と障害を乗り越え、日本初の女医になった女性です。
のどかな田園風景が広がる俵瀬村で生まれ、明治初期の男尊女卑の時代に女医を志した荻野吟子の記念館、仕事のお陰で出会えた興味深い場所でした。あまりゆっくりも出来ないのでサッとみて係りの方と少しお話しお礼を言って次の羽生市へ向かいました。
記念館に展示された本の中に、「花埋み(はなうずみ)」がありました。渡辺淳一の初期の代表的作品の一つだそうです。早速読んでいますが大きな困難を一つずつ乗り越え進んでいく荻野吟子の強さに引き込まれています。
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お久しぶりでございます
「明治初期の男尊女卑の時代に女医を志した」・・・相当なご苦労や大変さがあったであろうと、私の想像を超えてると思いますが、凛とした風を感じました
子育て・・・楽しく大変ですが、今の世の中でも男尊女卑を感じる今日この頃だったりしています
それも主人からだと・・・心が折れそうになったりもしています
投稿: うさ | 2008年5月22日 (木) 22時04分
うさ様 こんばんは。
お久しぶりです~
壮絶苦労…まさに戦いのようです。まだ半分読んだだけですが
不可能を可能に変えていく強さを支えたものは自らの受けた痛みと屈辱。
それをバネにして頑張ったのです。これからどうなるのでしょう「?楽しみです。
今日うささんのブログ拝見しましたが良いお母さんしてますね。
やっぱりあーちゃんは可愛い~赤ちゃんモデルになれそう^^
ご主人から・・・?
仕事に追われてるのでしょうか?きっと余裕がないのですね?
ちょっと手を貸してくれたり労ってくれるだけでも嬉しいのにね。
うささん、普段はあまり期待しないでいて、本当に困ったら
助けてのSOSをはっきり出してみては・・・?
投稿: ヨピ | 2008年5月22日 (木) 23時11分
ヨピさま
温かいお言葉、ありがとうございます
実母がいない私にとって、少し先輩のヨピさんから優しい言葉を頂けると、うるうるしてしまいます
「不可能を可能に変えていく強さ」・・・
支えたものは「痛みと屈辱」・・・
とてもとても私には想像のつかないような厳しさなんでしょうね・・・我が身の情けなさを考えてしまいます
主人は余裕がないというよりは、思いやりがないのです・・・そんなことないと思ってきましたが・・・
最近は何も思わなくなってしまいました
SOSを出しても伝わりませんし、逆ギレされてしまったり
・・・すみません、ヨピさんのブログで愚痴なんて
投稿: うさ | 2008年5月23日 (金) 21時26分
ヨピさま
”はなうずみ”は荻野吟子の自伝なんですか?興味がありそうです。読んで見ます
またまた私事ですが、実家の借家にいる90歳をこえてるおばあさんは日本で放射線技士の女性第1号だったんです。ご主人が戦死して一人で身を立てていく事かんがえたそうです。お元気で一人暮らしをしています。色々送りものをしてくれるんですよ。
本当にいいところは住んでいらっしゃいますね。
投稿: 金時まめ | 2008年5月23日 (金) 21時40分
うさ様 こんばんは。
荻野吟子さんと私が生きてる時代は100年も差があり
時代背景は大きく違っていますね。
そして、私とうささんは、親子ほどの差だけど
それぞれ男女関係も変わってきました。
我が家の夫も若いときは、まったくの自己中!
私がイライラしてると、夫は逆ギレなんてしょっちゅうで
・・・うささんと同じかも?
でも、大人に(?)なるに従って夫も気付くようになってきて、
逆に私は期待しなくなって・・・少しずつ円滑に行くようになりました。
初期のイライラの時も可愛い子供達に振り回されたり
癒やされたり、今思うと懐かしい素晴らしい時間でした^^
投稿: ヨピ | 2008年5月24日 (土) 00時04分
金時まめ様 こんばんは。
「はなうずみ」は、荻野吟子の生涯を書いたもので面白いです。
この所、仕事が多かったり出かけたりであまり読む時間がないのですが、
それでもお風呂やベッドの中でも読みたい本です、是非お勧めします。
日本初の女性放射線技師ですか!凄い方が身近にいらっしゃるのですね。
戦争が人生を変えて、今の女性のさきがけ…色々苦労がお有りだったでしょうね。
90歳で色々と送り物!そんな気配りできるお年よりになりたいです。
投稿: ヨピ | 2008年5月24日 (土) 00時16分
ヨピさま
色々お気遣いありがとうございます
時代背景、数年でも違いますから100年とは想像もつきません。
ヨピさんと私は姉妹くらいですよ!
やっぱり男性は基本的には自己中なんでしょうか。。。必ずしも今まで出会った男性全てがそうだとは思わないのですが。残念です。
私も期待しなくなってしまいました。楽ですものね
これからはもっと頑張ろうと思っています
自分自身のために・・・ヨピさんの優しい言葉、本当にうれしかったです
投稿: うさ | 2008年5月24日 (土) 23時12分
うさ様 こんばんは。
再度のコメント、有難う~!
ヨピとうささんが姉妹~
わ~~嬉しいです・・・うささんの一言で幸せ気分
私って、単純ですね^^
ぶつかり合うのも良いでしょうけど、
やっぱり気持ちよく生活していきたいです。
一日一日を大切に、自分を大切に生きたいですね
投稿: ヨピ | 2008年5月25日 (日) 00時48分