日光・月光菩薩
5月23日(金)上野で開催されている【平城遷都1300年記念・国宝 薬師寺展】に行ってきました。10時半頃着いたら、何と40分待ち!最後尾について前を見たら、5列に折れています^^; 暑かったこの日・30度の炎天下、日差しはジリジリ照りつけていました。じっと立って待つのは結構辛いものです。おまけに21日から腰痛が出ていて酷いようなら諦めて帰ろうと思ってたような状態ですが「月光菩薩に会いたい!」一念で頑張って並び、入場できた時はホッとしました。展示を順に見ていくと、凄い人だかりで時間が掛かります。最初は順路に沿って見ましたが、残念だけど飛ばして、目的の日光・月光菩薩の展示場所へ。「大きい!」想像していた以上の約3mの立像です。話題の光背を取っての展示、横側や後ろ姿もジックリ観てきました。腰を横に突き出した立ち姿・肩や背中の線・手指の動きまでが美しい。きれいなドレープを描く薄衣!お顔も前面からと横からの角度で表情が違って・・・なんと美しい顔でしょう! 作られたのは7~8世紀、もとは金メッキが施されていたそうですが、時の経過で今は無く、黒い銅の肌がツヤツヤと輝いています。何処をとっても美しい日光・月光菩薩に満足し、空いてる椅子に「どっこいしょ!」と座ってアンケートを書いて居るうちに腰も少し楽になってきました。念願の日光・月光菩薩の全体像、こんなに明るい場所で心行くまで拝見できて、本当に幸せな時間でした。
« 山法師(ヤマボウシ) | トップページ | ソナ、肥満注意報 »
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 高崎市タワー美術館へ(2024.03.09)
- 木賊兎(とくさうさぎ)(2023.05.07)
- が~まるちょば サイレントコメディー(2010.10.07)
- 竹久夢二展(2021.03.22)
- 大原美術館、受胎告知(2021.01.15)
ヨピさん こんばんは
このところお客様で少々忙しくしていました。
去年の12月初め、京都奈良へ行った時、薬師寺も訪ねました。その時、丁度、今回の平城遷都1300年記念・国宝 薬師寺展のために櫓を組んで、光背を解体している所でした。
最近その様子をドキュメントで放映していましたが、珍しい様子を見てきました。
お寺で見せて頂くのは暗いし遠いのですが、展覧会だと明るい所で近くからお目にかかれますね。
市内めぐりの観光バスで行きましたが、愉快なガイドさんが「お姿をはっきりと見たい時は展覧会に限ります。」
と、話していました。
後姿の優美なラインを私も見たいです。
投稿: ゆい | 2008年5月27日 (火) 20時31分
ゆい様 こんばんは。
薬師寺で光背の解体している所だったなんて
それは、ちょっと見られない凄いタイミングでしたね。
そして、今東京国立博物館で展示されて
入場者が50万人を超えたそうです。
昔、薬師寺で観たときは、これほど大きいとは思いませんでした。
又、暗いお寺の中でこれほど輝いては見えませんでした。
バスガイドさんの仰るとおりです。
今回、美しいお姿がはっきりと間近に見えて本当に感動しました。
ゆいさん、これからの季節、お客さまが益々増えて
忙しくなられるでしょうね。
いいなあ~お客さまが羨ましい!私も又、行きたいです。
投稿: ヨピ | 2008年5月27日 (火) 23時18分