お別れ
長男のお嫁さんのお母様が亡くなられました。
去年の11月の結婚式では披露宴のサプライズで、私と二人“ダブルヨピ子”で(私たちは同年同月生まれ、同じ名前です)一緒に花嫁のお色直しのエスコートをしました。晴れやかで嬉しい時間でした。
18年前に癌を発病、手術を受けられ、完治かと思っていた折の再発だったそうです。入院を知らされお見舞いに駆け付けましたが、苦しそうに横たわっておられました。呼びかけると一瞬目が合って「ヨピ子さん・・・」と微かに言って下さった気がしましたが、モルヒネ投与され意識はないそうで、気のせいだったでしょうか。結婚式の後は何度か電話でお話しをしましたがお会いすることはありませんでした。小さくやつれた姿に闘病の厳しさが見えて、あんなにお元気だったのに…涙が止まりませんでした。
その翌日の午後でした。危篤の知らせから間もなく亡くなられました。
楽しかった結婚式披露宴のビデオを見ながら二人で思い出話をしたい。両家親同士で旅行にも行きたい・・と思っていましたが叶いませんでした。
お通夜・告別式と悲しい行事は進んで行き、お父様の最後のご挨拶は、「18年の闘病生活でした。でも喧嘩も一度もなく31年間の結婚生活は幸せでした・・・」と。お花に囲まれたご遺体に、「○○ちゃん(お嫁さん)と、ずっと仲良くするから安心して下さいね。」と心の中で声をお掛けしてお別れしましたが、悲しくて寂しいです。両家子供達からふざけて呼ばれた“ダブルヨピ子”も、もう呼ばれることは無くなりました。
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