いよいよ秋真っ盛りで、空の色が夏のコバルトブルーから優しい青に変った?と感じるのは空が高いからでしょうか。秋の風が吹き始めると、明らかに庭の草も勢いが無くなり、ミニトマトの実も中々色付かず、ちょっと寂しいです。
読書の秋、最近読んだ本です。
【夜と霧】 ヴィクトール・E・フランクル
筆者はユダヤ人精神分析学者。実際にアウシュビッツ強制収容所に収容される。どうしようもない極限状態の中で、自分の考えや態度を決める自由だけは自分にあるという事、先がみえない将来にも希望を持って生きる事、崇高さを失わないこと・・・考えさせられた一冊です。
【風の中のマリア】 百田尚樹
オオスズメバチのワーカー(女戦士)・マリアの生涯。いくつもの華々しい戦いを制した若い日から、次第に力を失くし命を終える日までの30日間の物語。全うし燃え尽きるマリアに涙です。
【ナミヤ雑貨店の奇蹟】 東野圭吾
古い雑貨店の郵便受から悩み相談すると、答えは翌朝牛乳箱に。雑貨店と児童施設を結び、時代が過去と未来を行ったり来たり・・・登場人物が意外な処で結ばれていて心温まる一冊。
【夢をかなえるゾウ】 水野敬也
やる気のないサラリーマンの処に突然、象の姿の神様・ガネーシャが現れ一日一つずつ課題を与えていく。最初は「靴を磨く」から様々な課題出されるが、この課題がとても良い!しかもガネーシャの関西弁に何度噴き出したことか。面白く読みながら自己啓発できる一冊。
【四日間の奇蹟】 浅倉卓弥
脳に障害を持った少女と指を失ったピアニストが山奥の診療所で出逢う不思議な出来事。途中の説明にギブアップしかけましたが中盤から引き込まれました。出来ればもう一人生きて居てほしかった。
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